便秘外来に行く前にためしたい7つの方法

便秘の大敵!糖分

白砂糖がたっぷりと使われているケーキを食べると、なんだか幸せになりますよね。

 

砂糖は、脳の痛みを感じる部位に対して「ごほうび」の役割を果たすことがわかってきています。

 

ストレスが多かったり、精神的なダメージを受けたりすると、脳のなかの痛みを感じる部分が反応してしまいます。

 

この痛みを緩和に、甘いお菓子が必要とされるのです。

 

「疲れたときに甘いもの」

 

というのは、脳の原理からすると、意味のあるもののようです。

 

脳の「痛み関連脳領域」が、身体の痛みも、心の痛みも感じるのだそうです

 

しかし、砂糖は、胃や腸の働きを阻害することが、東京大学の研究で明らかになってきています。

 

これを「糖反射」といいいます。

 

胃腸を止める糖反射とは?

東京大学の実験では、被験者に砂糖水を飲ませると、数十秒間、胃腸の働きがゆっくりとなり、停滞が確認されています。

 

人間の胃は、ふだんは1分間に約3回ほどのペースで動いています。

 

ところが、角砂糖4分の1個程度の砂糖が体内にはいると、糖反射がおこり、胃腸のぜん動運動が1時間程度とまってしまうのです。

 

逆に、塩分をとると、胃腸は動きはじめます。

 

この実験では、なぜ砂糖が胃腸の動きを止まるのかまでは明らかになっていませんが、糖分が細胞をとりかこむと、一種の絶縁物質となり、さまざまな電気信号の伝達を阻害するのではないかと考えられています。

 

化学の実験を思い出してください。

 

砂糖水は電気を通しませんでしたよね?

 

これと同じことが、胃腸のなかでも起こっていると考えられるのです。

 

食事前の甘いものは絶対にダメ!

糖反射は、長時間、継続します。

 

胃に入った糖分は、さまざまなもので濃度が薄くなりますが、濃度が5.4%以下にならないと、消化吸収の流れに乗ってくれません。

 

たとえば、食事のまえに甘いジュースやお菓子を食べると、胃は糖反射を起こして、胃の活動が、約1時間にわたってストップしてしまいます。

 

甘いものを絶えず食べ続けると、胃腸のぜん動運動が停滞した状態が継続することになります。

 

甘いものの摂りすぎ、食べすぎは、便秘の原因となるだけでなく、腸を冷やし、さまざまな病気の原因ともなりかねないのです。

 

「食事とデザートは切り離せない」

 

「甘いものは別腹」

 

という人ほど、便秘に苦しんでいることを知る必要があります。

 

糖反射に対策はあるの?

まず、糖分を控えること。

 

デザートや甘いものを避けることはもちろんですが、気をつけなければならないのが、料理に含まれる砂糖。

 

和食の場合、知らず知らずのうちに糖分を摂っている可能性が高いので、外食の場合は、砂糖を使わない欧米料理がおすすめです。

 

また、胃酸の分泌を促す酸味のある食品やお酢を摂るようにしましょう。

 

玉ねぎ、ニラ、ニンニクと一緒に食事を摂ると、糖反射を改善しやすくなります。

 

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